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2019-08-08

北海道の旅~富良野ニングルテラスからばんえい競馬場、ノーザンホースパーク

ニングルテラス、十勝ばんえい競馬場

新富良野プリンスホテルのすぐそばにある、森の中にたたずむ小さなクラフトショップ。

かわいい小物が色々あって、こどもたちはお買い物が楽しそうでした。

私はお買い物に興味はなく、北海道で自分のために買ったのは昆布だけ。

私が興味があったのはこっち。

ばんえい十勝。

世界で唯一のばんえい競馬場に立ち寄る。

ばんえい競馬で走る馬「ばん馬」は、体重1トンを超える。

北海道開拓時代の農耕馬で、私の馬のイメージとは全く異なる大きくてどっしりとした体格、筋骨隆々、太い脚。

外に出ている子がいなくて全身を写真に撮れなかったけど、もう本当にでっかいの!

でも、目は優しくて精悍で凛としてる。

家族は誰も興味を示さず、私一人でカメラをぶら下げ訪れたのですが、「でっかーい!」と笑いながら写真を撮りました。

時間が合わなくて見られなかったけど、いつかレースが見てみたい。

すごい迫力だろうなぁ。

日高からノーザンホースパーク、そして帰路へ

3泊4日の旅で、最後の宿泊地は日高にしていた。

日高山脈を通り抜けると、見渡す限りの草原。

道路の横は放牧されている馬がのんびりと過ごしている。

日高に来たのは、放牧されているお馬さんに会いたかったのと、泊まってみたいところがあったから。

実はとっても楽しみにしていたのがこの宿泊施設。

数々の口コミサイトでも、個人のブログでも評判が良く、五つ星がつく。

価格も比較的高級で、どんなおもてなしかな?どんなお料理かな?って楽しみだったの。

私は別に、ハイクラスのおもてなしを求めているわけではない。

ただ、想いとか、心意気とか、拘りとか、そういう人の仕事に対する精神性に触れたいと思っている。

私はそういう、仕事に対する情熱とか「好き」に満ちた言葉や所作で語る姿を見ると、本当に楽しくてワクワクする。

それがどう譲歩しても様々な点で感じられなくて、とっても残念な結果だったので、今回その宿泊施設をここに載せるのはやめておきます。

それにしても、こんなに評判と実際のギャップがあったのははじめての経験で、同じように楽しみに来る人もいるだろうなぁと思うと心が痛い。

もしかしたら、この日だけこうだっただけで、別の日はもっと違うのかも。

そうだったらいいな。そう思いたい。

聞きたい人は直接聞いてください、参考までに。

空港に向かう途中、どうしても馬に乗りたくてノーザンホースパークへ。

本当は自然の中を馬に乗って散策するホーストレッキングがしたかったんだけど、子どもの年齢制限があったため、こちらで引き馬と馬車に乗りました。

あとで写真をみると、誰よりも一番楽しそうな顔をしていたのは私でした。

ここ最近、馬がテーマだった私。

先に書いた話に戻ると、今回の旅のテーマは「坤為地」。

「乾為天」に続く易経2番目の卦「坤為地」は、私の最近の研究テーマでした。

乾為天の竜は想像上の生き物で象徴的だからこそ、私にとってイメージで理解しやすい。

そのストーリーも、ふむふむ納得。

でも、坤為地には「牝馬(ひんば)の貞に利(よ)ろし」という言葉がある。

どうして牝馬なの?わざわざ馬なのはなぜだろう。

だって、女性性とか陰的なという観点なら馬じゃなくても良かったはず。

牝馬って、どんな生態なんだろう。

それを知らなくちゃ、牝馬に習うことができない・・・って、そんなことを考える私はかなりおかしいのかも。

誰とも共有できない問いは、子どもの頃から慣れている。

小さな私が、ほんとうのことを教えてって叫んでた。

その答えは、いつも向こうからやって来る。

どんなに時間がかかっても、放った問いの答えはやってくるんだって、教えてもらったの。

信じて待っていたらね。

私が乗ったのは牡馬(オス)だったけど、長女が乗っていたこの馬は女の子。

まさに牝馬です。

最初は写真にも写っている水色の服の男性が引いていたの。

でも、まったく歩かず、すぐに止まってしまうのです。

どうもこの水色の男性は新人さんらしく、あまりに馬が歩かないので、先輩の女性がやってきて助ける。

女性が引くと、馬は何の躊躇いもなく軽快に歩くんです。

私からは何も聞かなかったんだけど、私の馬を引いていた調教師さんがこんなお話をしてくれました。

「あの馬は女の子なんです。女の子の馬って人間と一緒で・・・ちょっと扱いが難しくて、その時々のご機嫌があるんですね。なんて言うか、人をみるんですよ。この人は信頼できるかな?って。信頼関係ができると、ちゃんとついて来てくれるんですけどね。男の子のように単純にはいかないんです。女心は難しいですね。」って。

私とその方、女同士で笑いました。

そっか、そういうことか。

昔、馬は今よりももっと人と近くに生きていた。

人間のパートナー的存在だったんじゃないだろうか。

だから、きっと馬がどんな生き物か、昔の人は私たちよりもその特徴を知っていたはずだ。

馬は勇敢そうに見えて実はとても臆病らしい。

大きな音にもとても敏感。

だからこそ、人を見極める。

ひとたび信頼関係ができると、とても従順について行く。

その特徴は、牝馬だとさらに顕著にあらわれる。

これは私の想像だけど、きっと牝馬は子を宿し、種を守るという役割があるからだろう。

動物は人間のように思考で決めない。女だから女らしく後を歩いて…なんてことはないよね。

「 坤(こん)は元(おお)いに亨(とお)る。牝馬の貞に利(よ)ろし。君主往くところあるに、先(さきだ)つときは迷い、後(おく)るるときは主を得」

牝馬は、単純に誰かの後を行くわけではない。

本当に信頼できるかどうか、相手をよくよく見極める。

そして一度信じた相手には、従順で温厚な姿勢を貫く。

それは、本当に大切なものを守るため、育むために備わった賢さ。

信頼に基づく包容力ではないかしら。

大地と牝馬に習うこと。

なぜわざわざ牝馬だったのか。

その意味が少しだけわかったような気がする北海道の旅。

私なりの解釈ではありますが、問いの答えが北の大地にありました。

だから北に行くようにって言われたのかな。

暑い北海道だったけど、子も親もそれぞれ楽しんで、良き旅となりました。

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