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2017-01-16

人生に彩りを添える、絵本の読み聞かせと読書のすすめ

私がこどもの頃からずっと好きなことの一つに、読書があります。

もともと物語が大好きでしたので、大人になってからも小説が好きでよく読んでいました。
推理小説はあまり好まないのですが、それ以外なら日本のものも、海外のものも色々読みました。
 

本に学び、本に助けられ、本に癒やされることがどれほどあったでしょうか。

私が私として実現できる経験には限りがあります。
でも、本の世界では、私は登場人物と共に、住んだこともない場所で、したこともない仕事ができ、こどもにも、老女にもなれます。
日本ではない国で、自分とは違う価値観や生活習慣を知り、世界の広さと深さを感じることができます。

言葉にならない気持ち、どうしても表現できない自分の内側の状況を、「正にこれ!私が言いたかったのはこれだったんだ!」と代弁してくれているかのような言葉に出会い、深い気づきを得ることもあれば、受け入れがたい厳しい言葉を突きつけられることもあります。

昨年から引き続き、ただ本が好きだという理由で、小学校で絵本の読み聞かせをお手伝いさせてもらっています。
読み聞かせと読書は、することの意味が違うと思うのですが、以前図書の専門の先生から伺ったお話があります。

「読み聞かせをするのは、勉強の役に立つとかテストや受験のためになるとか、そういうものではないのです。読み聞かせた本が、記憶の片隅に残り、いつかそれが人生に彩りを添えるかもしれない。それくらいのことなんです。」
ということをおっしゃっていて、とても印象に残っています。

読み聞かせを始めて、読む絵本を選ぶためにたくさん読んでいるのですが、こどもの頃読んでもらった絵本を見つけてとても嬉しくなるのです。
その当時なにがあったのかはあまり覚えていなくても、絵本の内容は覚えているもので、同時にそのワクワク感も蘇るものですね。

 

読み聞かせの絵本は、声に出して読んだときに自分でしっくりくることがとても大事で、どんなに素晴らしい絵本でも私が読み聞かせるのには合わない本というものがあります。
読んでいてちっとも気持ちが乗ってこない、みたいな感じだと、読み聞かせはつまらないものになります。

だから私は、私がしっくりきてノリノリで(シリアスな内容でもその話に気分がノレるという意味も含みます)読める絵本を選ぶようにしています。

読んでいるときの教室の空気で、面白かったかどうかはなんとなくわかりますし、グッと集中してくれる姿やキラキラした目を見ると、ヨシッ!と心の中でガッツポーズです。

ただの読み聞かせのお手伝いなのですが、けっこう楽しんでやっております。

そんな私ですが、ここ数年は知識をつけるため、勉強のために本を読むようになり、今では専門書やビジネス書ばかり読むようになっていました。
もちろんそれらも読んでいて楽しいので、これからも読むつもりです。

でもなんだか、それだけじゃ私っぽくなくつまらないじゃない(という自分に向けた心の声)!
それで今年は、久しぶりにがっつり文学に浸りたいなぁなんて思っています。
骨太で古典的なの、国内、海外問わず、名作と言われる本たちを読みたいな〜。

それは、これからの仕事にちっとも役に立ちそうもないけれど・・・
読み聞かせと同じで、文学を読んで役に立たなくっても良いのですよ。

読んだ本は記憶の片隅に残り、人生にそっと彩りを添えてくれるのですから。

 

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